システムコンサルティング部(シスコン)の森です。
シスコンでは、社内で作って欲しいと言われたシステムを作ったり、外部のお客様から相談を受けてシステムを作成します。
前者は社内案件、後者は受注案件と言い、社内案件は比較的ざっくりとした進め方になります。
そんな訳でざっくりとして分かりやすい社内案件がどのように進むのかを、実際にあった事例に沿って解説してみたいと思います。
キーワードはだいたいこんな感じです。
1.相談される
Kさん:「システム化出来たらだいぶ時間短縮になる業務があるんですが、お願いできます?」
私:「いいっすよ」
Kさん:「あ、じゃぁざっくり全体像書きます」
だいたいこんな感じで相談されてスタートします。軽いですね。社内なのでそんなものです。
2.全体像から定義書を作成する
Kさん:「だいたいこんな感じなんですけど」
私:「分かりました、画面とか設計するんで、後で打ち合わせお願いします」
~1日後
私:「だいたいこんな感じでどうですかね?」
Kさん:「OKです。これで行きましょう」
だいたいこんな感じで作るものが決まっていきます。画像が見にくいのはわざとですよ。
3.作業者を決定し、開発を始める
私:「Iさん、暇かい、暇ならいいものがあるんだけど」
Iさん:「いえ、全然暇じゃないっす」
私:「またまた(笑) サーバ作っといたからこれよろしく」
だいたいこんな感じで、厳密なスケジュール管理のもとにタスクに余裕がある人が作業者となり、開発が始まります。
ちなみにシスコンでは、想定工数×難易度×貢献度+営業効果などのプラスアルファで開発してもらったものを評価しますので、作業をすればするほど評価があがります。
4.納品、そして終わりなき保守へ
Iさん:「終わりました」
私:「いいじゃないですか。Kさん含めて画面確認しましょう」
Kさん:「だいたいこんな感じでOKです。助かりました」
作成したものは、依頼した人に確認してもらってから実稼働に入ります。
しかし作って終わりではありません。実際に使っていると、いろいろと要望や改善案が出てくるものです。
Kさん:「前作ってもらった、アレなんですけど。ここをこうして……」
Iさん:「ひぇ」
だいたいこんな感じで、作ったものの改修と保守は延々と続いていきます。
保守作業は正直面倒くさいですが、なるべく長く使ってもらった方が作る側も嬉しくもあります。それだけ使えるものってことですから。
だいたいこんな感じです。ほんの一例でしたが、流れなどは分かっていただけたでしょうか?